vwait

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コマンド名

vwait - 変数の値がセットされるまでイベント処理をします。

構文

vwait varName

解説

本コマンドはイベントを処理するためにTclイベントループに入ります。イベントの準備が整っていなければ、アプリケーションを遮断します。イベント処理 はどれかのイベントハンドラが変数varNameの値を設定するまで継続します。varNameがセットされた場合、vwaitコマンドはvarNameを修正したイベントハンドラが完了する時点で即戻ります。varNameはグローバル変数でなければなりません。 varName global コマンドを使って定義するか、フールnamespaceパスによって定義されます。

vwaitコマンドはvarNameがセットされた後すぐには戻らないケースもあります。varNameをセットするイベントハンドラが即座に終了していない場合などです。例えば、イベントハンドラがvarNameをセットした後に異なる変数を待つために自分自身がvwaitを呼んだ場合、vwaitコマンドが長 い間戻らないことになります。この間、トップレベルのvwaitはイベントハンドラの完了を待つためにブロックされ、従ってどちらも戻ることができません。

参照

global

キーワード

event, variable, wait


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