Web下水道管理システム ─ GAUGE
GAUGEはTCLEXGAUにより構築されたクライアント/サーバー対応のWeb下水道管理システムです。
この頁に記載されていない、TCLEXGAUの標準機能につきましては、ファイリングシステムの機能一覧(ビデオ映写機能を除く)でご確認ください。
表示機能
電子国土の利用
インターネットに接続されていれば、案内図等に国土地理院の電子国土の地図が利用できます。
3D表示
高さ情報(属性値)を3Dで直感的に確認することができます。複雑な接続も全方向から確認できます。
複数ファイル重ね合わせ表示
TCLEXGAUはメモリが許す限りファイルを同時に重ねて表示できます。航空写真の上に台帳図を重ね合わせ表示するなど、いろいろな用途に使うことができます。
DMデータ・国土地理院1/25000・航空写真・住宅地図等々...異なるフォーマットのファイルを変換して表示する機能を実装しています。
地図記号表現
TCLEXGAUは国産GISらしいきめ細かな図形表現力をもっています。例えば、線の太さやシンボルの大きさ等は、表示(印刷)縮尺に左右されない「スタティック値」と、縮尺に応じて変化する「ダイナミック値」で指定することができます。
「ダイナミック値」で指定すれば、その地図の図式規定に厳密に従った線種で印刷することができます。
また、ポリゴン(閉領域)内部を塗りつぶす時のパターンをベクタシンボルやビットマップで定義することができます。その場合にもスタティックとダイナミックがあります。
ダイナミックな図形表現変更...ボラタイル(揮発)レイヤ
下水道管理システムではボラタイル(揮発)レイヤを使用して、人孔やますの「型式」フィールドの値によりシンボルを表現しています。
通常、オブジェクトの表示パラメータは、レイヤオブジェクトが持っています。ボラタイルレイヤは、オブジェクトごとに細かく表現設定したい場合に作成し、オブジェクトにアタッチさせるものです。
ボラタイルレイヤには、シンボル・テキスト・飾り線(特殊線)・色塗りなどがあります。
管渠の番号・管種・管底高及び家屋名称等の注記文字列も、プロパティ値から表示されていることはいうまでもありません。
ロジカルスケール
表示スケールを18段階に分け、スケール毎にロードするマップクラスを指定したり、表示レイヤの設定を行うことができます。
論理スケールも前述の指定も、ユーザーが自由に定義可能です。
ビュータブ
目的に応じてカスタマイズされた表示・非表示の組み合わせを、ビュータブとして設定することができます。
台帳閲覧・汚水台帳図・汚水施設図・雨水台帳図・雨水施設図・維持管理図・残置図・番号図等を標準で用意しています。
設定はユーザーが自由に編集・登録可能です。
レイヤ
TCLEXGAUのレイヤは、名称を構造化できる仕組みになっています。名称を".(ドット)"で区切ることにより分類しながら命名でき、メモリが許す限りのレイヤ数が用意できます。
スクロール・パンニング・全体表示
地図の表示位置を移動させる機能です。マウスホイールボタンでの操作ですので、いかなる状況でも割り込み操作が可能です。キーボードでも同様の操作が行えます。
ズーミング
ズームイン・ズームアウト・任意ズーム・ダイレクトズームがあります。
中心位置を指示してのズーミングは、マウスモードで行います。
ダイレクトズームはマウスホイールボタンでの操作ですので、いかなる状況でも割り込み操作が可能です。キーボードでも同様の操作が行えます。
ビューウィンドウ
ビューウィンドウは全体索引図ウィンドウです。相対的な位置を確認したり、メインマップの表示範囲の移動・変更を行うことができます。
また、ビューウィンドウ自身でも、位置の保存と復帰・全体範囲の更新などが行え、マップウィンドウ同様、ズーミング・パンニング・スクロール・センタリングなどの表示操作が行えます。
常に固定された案内図が表示されるのではなく、メインウィンドウの状態により、ダイナミックに更新されますから、マルチウィンドウのようにも利用できます。
図面・調書プレビュー表示
個別調書や集計調書・各種図面などをプリンタやプロッタに出力する前に、画面上で印刷イメージを確認するための機能です。
プレビューウィンドウでも、マップウィンドウ同様の表示操作が行えます。
検索機能
位置検索
GISでまず最初に行う作業は、地図上の場所を探すことです。例えば、住民から苦情があったときその場所の下水施設の布設状況を確認する等という作業です。
下水道管理システムでは、位置検索機能として、下記の機能を用意しています。
- 図面番号検索
- 台帳図番号
- 索引図番号
- 一般図番号
- 施設番号検索
- 人孔番号
- 管渠番号
- ます番号
- 取付管番号
- 鞘管番号
- 隧道番号
- 変化点番号
- 路線番号
- 住所検索
- 目標物検索
- 建物名検索
- 維持管理情報検索
- 通報番号
- 調査番号
- 清掃番号
- 補修番号
- 工事番号
- ファイリング情報番号
住所検索/目標物検索は、タッチパネル方式にも対応しています。
目標物検索・登録機能
ユーザーが自由にポジション(位置とスケール)を分類し、名前をつけて保存することができます。また、入力されている建物データから、目標物を自動生成する機能もあります。
条件検索・集計
クエリ(質問・問い合わせ条件)を設定し、条件に該当するオブジェクトを検索する機能です。下水道管理システムでは、定義されている全てのフィールドに対して条件設定が可能です。また、複雑な検索条件も随時絞り込みを行うことで検索結果を得ることができます。
実行結果によって抽出されたオブジェクト群はリスト表示され、主題図の出力・調書の出力(個別調書や集計調書)等に活用されます。
クエリの作成・登録
単一・複数クラスのクエリを作成し、登録する機能です。
クエリ対象はデータベース・ローカル・セレクション(絞り込み)・領域内・メモリ、結果はセレクション・色分け・メモリです。
検索条件は、全てのフィールドの他、レイヤ・図形ID・長さ・面積・座標値などの要素も設定できます。また、ここでは、実行時にユーザーが条件を入力できるパラメータクエリ・連結クエリ・色分図などが作成できます。色分の場合は凡例を自動作成します。
実行後には、結果のオブジェクトに対しさらにさまざまな結果操作が行えます。
プロパティ
オブジェクトセレクション
マウス操作により地図上でオブジェクトをセレクションする機能です。単一セレクションと範囲指定による多重セレクションがあります。この機能は、図形編集を行ったり、プロパティウィンドウやセレクションシートでプロパティを参照・更新・集計する場合などに利用されます。
プロパティウィンドウ
プロパティウィンドウは、セレクションしたオブジェクトのプロパティを参照・編集します。
下水道管理システムでは、人孔・管渠・ます・取付管・鞘管・弁栓類などを基本施設として分類し、各施設について業務支援(占用・工事など)を視野に入れた項目を提供しているほか、維持管理情報(通報情報・調査情報・清掃情報・補修情報・工事情報・図書情報)についても同様にサポートしています。
また、HTMLフォームウィンドウ作成機能もサポートされています。
セレクションシート
セレクションされているオブジェクトをリスト表示する機能です。位置検索・全体領域表示・点滅表示・属性表示・Excel出力・ソート・絞込み検索・合計/最大/最小/平均値表示などの操作が行えます。
プロパティバルーン
オブジェクトにマウスを近づける操作で、プロパティを吹き出し形式で参照します。
ファイリング
ファイリング機能
下水道施設や維持管理情報その他任意のオブジェクトには、ワープロ・表計算・画像・音声・ CADなど、あらゆるタイプのデータファイルや、URLをリンクさせることができます。
オブジェクトをクリックする操作でファイルの表示ソフトを自動起動し、閲覧・編集が行えます。
イメージ貼付
オブジェクトにリンクされたイメージファイルは、そのイメージをマップに直接貼り付けることができます。
ビデオ映写機能(※オプション機能)
地図上で、撮影ラインを入力し、対応するビデオファイル名を指定します。
そのラインオブジェクトをクリックする操作で、ビデオ映写が開始します。ビデオ映写に沿って、地図上では現撮影位置がマークされていきます。ビデオソフト側で巻き戻し・早送りをすれば、もちろん地図上の撮影位置もその位置に移動します。等速でない映像の場合は、入力時のオプションで、通過時間を設定できます。
図面出力
定型図面
定型図面は、あらかじめ定められた範囲(図郭)および定められた図面様式で作成される図面のことをいいます。
下水道行政においては、一般的に・A台帳図(1/500相当)・索引図(1/2500相当)・一般図(1/10000相当)が定型図面として作成されており、本システムでもこれらの図面を作成および印刷する機能を提供しています。
定型図面に出力する地図項目は下水道台帳・汚水施設...などビュータブによる指定や、現在の画面表示状態に対応しており、先の条件検索機能や追跡機能で強調表示した結果をそのまま定型図の書式で印刷することも可能です。
また、各定型図の1/2縮小版も用意されています。
路線図
道路や下水道管渠などの線状施設の傾きに合わせて、図面を回転印刷する機能です。
印刷図郭は、指示した線状施設やライン作成操作により自動生成され、保存/読込も可能です。
任意図面
任意図面は、自由な範囲,縮尺で作成される図面のことをいいます。
出力する用紙サイズおよびスケールを選択し、地図上で任意の出力位置を指示することで作成・印刷できます。また、地図に出力する項目は、定型図と同様に自由に設定できます。
なお、任意図作成中に回転角を与えることにより、回転印刷が行えます。
レイアウタ
図面や調書の作成をサポートするツールです。複数の地図や画像・その他地図に関連するデジタル情報をひとつの図面内に自由に配置して図面を作成することもできます。
この機能は、計画・設計図面や現場報告書、プレゼンテーションなど、業務の目的に即応した図面を作成・印刷する場合に適しています。
一度作成したレイアウトは保存・呼び出しすることができるので、後に同様の業務が発生した時に再利用することが可能です。
主題図作成
主題図作成機能は、ある特定の条件を与えて該当する施設を強調したり色分け表示する機能です。この機能により施設の分布状況や、相対的な位置関係を目で確認することができます。また、出力してプレゼンテーション用の資料としても使えます。
主題図はTCLEXGAUがサポートするクエリ作成機能により、自由に作成・保存することができます。
調書出力
個別調書
基本施設として定義している人孔・管渠・ます・取付管・鞘管・弁栓類や建物、また通報情報・調査情報・清掃情報・補修情報・工事情報・図書情報などの維持管理情報についてダイナミックに個別調書を作成・出力します。
個別調書には文字や数字だけではなく、場所を示す地図や図面・書類などの画像情報、ユーザーが書いた注記なども同じ紙面に出力することができます。
集計調書
検索機能や追跡機能によって選択された下水道施設 (人孔・管渠・ます・取付管・鞘管・弁栓類)や維持管理情報は、集計調書としてその数量(個数または延長)を把握することができます。
集計調書では単に選択された施設の合計値を求めるだけではなく、表の縦軸・横軸に任意の属性項目を設定してクロス集計を行います。様々な属性項目の組合せによって数百パターンの集計調書を作成できますので、あらゆる角度から検索結果を分析することが可能です。
CSV出力
個別調書として作成された属性値の一覧データ、また集計調書として作成された集計値のデータは、CSV形式のテキストファイルに出力することができます。
出力したCSV形式ファイルは、市販のアプリケーションソフトで利用できます。調書データを加工して独自の様式で新たな調書に整形したり、集計結果をグラフ化したりなど、様々な利用方法が考えられます。
総括調書
総括調書をはじめとし、マンホール及びます調書・管渠延長及び区間延長調書・年度別施工調書等の定型調書を、処理区・処理分区・年度別にダイナミックに作成・出力します。
上下流追跡・縦断図作成
上流追跡・下流追跡
上流追跡機能は、下水道の流水方向に対して上流側に向かってその経路を探索する機能です。指示した位置から、枝分かれしているルートを含めて全ての経路を探索します。
この機能は、ある場所で下水管が破損した、あるいは、工事中のときに影響する上流施設を検索・集計したり、悪質排水が見つかったときにそこから上流に位置する事業場を見つけだしたりするときに利用されます。
下流追跡機能は、指示した位置(追跡の開始点)から下流方向に向かってその経路を探索する機能です。追跡の終了点の指示がある場合は、開始点から終了点までの間の経路を探索します。
この機能は、悪質排水の経路を特定したり、ホテルや工場など大量の排水源となる建物が建設されたときなど、下流管の対応能力をチェックするときなどに利用されます。
縦断図作成
下流追跡した結果を縦断図として作成・印刷する機能です。縦断図は、下水道施設が持つ地盤高・管径・管底高・土被りなどの高さ関連の属性データと、人孔間の区間距離をベースに自動作成されます。また、縦断図作成時に用紙サイズや作図スケール、用紙に対する作図領域の設定を行えば、指定した用紙に併せて自動的に分割して印刷することができます。作成された縦断図はDXFファイルに出力することもできます。
縦断図平面図作成
下流追跡結果から、縦断図と該当位置の(切出し)平面図を自動作成・配置する機能です。
横断図作成
横断図作成
地図上で自由に横断線を指示する操作で、横断図を自動作成・出力する機能です。横断図に描きたいマップのクラス・地表の高さ・形状は、ユーザーが自由に設定できます。
固定資産機能
固定資産機能
下水道施設を資産管理し、減価償却計算により簿価を計算出力します。
- 台帳データから年度内の数量変化を抽出し、特別償却処理を行います。
- 一括処理が基本です。
- 資産の入力は工事ごとのEXCELファイルで行えます。また、それらのEXCELファイルは自動出力されます。
- 資産は工事ごとに資産オブジェクトとして自動配置され、その資産オブジェクトに含まれる施設を結線方式図示でき ます。
- 平成19年度の税制改正に対応し、1円まで償却します(定額償却法)。
入力・編集・データ更新
入力機能
入力オブジェクト
- ポリゴン(ホール・島地)
- ライン
- シンボル
- テキスト
- オルソ画像
下水道区分
- 公共下水道
- 特定環境保全下水道
- 特定公共下水道
- 流域下水道
- 都市下水路
- 農業集落排水
- 漁業集落排水
- 林業集落排水
- 管理依頼
- 民間
入力パネル
下水道管理システムでは、施設ごとに入力パネルを用意しています。入力方法・注記属性値のセット・その他入力オプションの設定が行え、オブジェクトを作成するまでのサポートをします。
- 図郭
- 字丁目界
- 建物・シンボル人孔
- 真形人孔
- シンボル管渠
- 真形管渠
- ます
- 取付管
- 鞘管
- オフセット
- 弁栓・変化点
- 路線番号
- 地形その他
- オルソ画像
- 維持管理
操作性
・作図中に、ズーミング・パンニング・ズーミング等の表示操作や、既存施設のプロパティ参照が随時割込んで行えます。
・座標値キー入力ダイアログが用意されています。
・頂点入力アンドゥ機能・補助線作図・スナップ(ポイント・ライン・センター)などの入力補助機能が用意されています。
既設管への割り込み入力
既に布設されている施設上に後から設置工事した場合には、ネットワーク情報の 自動更新処理等が行われます。
真形管渠・鞘管の自動作図
人孔や管渠などでその寸法が大きいものは真形(形状をラインまたはポリゴンで表現される図形)として入力することでき、逆に寸法の小さいものはシンボル化して入力します。
また、真形管渠や鞘管の形状入力には、手動だけでなく自動作図機能があります。
交差処理
管の入力において、既設管と交差する際の跨ぎ処理が行えます。
オフセット求点
基準点から方向及び距離を指定して新たな点の位置を求める機能です。基準点は2点まで設定することができますので、2方向からのオフセット計算が行えます。
入力施設管理
施設番号の付番をシステムが自動で行う場合の管理機能です。
編集機能
座標移動(ベクトル標定)
標定点を入力し、オブジェクト(群)の座標の移動を行います。標定が複数の場合には、ヘルマート変換が行われます。
注記編集
人孔・管渠・取付管・鞘管・変化点・オフセットの注記を追加・移動・削除します。
管路の分割
管路施設を分割し、接続情報を自動更新します。
管路の結合
管路施設を結合し、接続情報を自動更新します。
接続情報の更新
管路施設の接続情報をノード展開により、自動更新します。
使用状態の変更
施設の使用状態(例えば残置・撤去などへの変更)を変更します。
重複図形の削除
重複データが存在していた場合などに用います。
セレクション設定
オブジェクトに対するセレクションロックの変更を行います。
レイヤ移動
DXFやGeoConceptで作成し、インポートされた地形等を、DMのレイヤ等に振り替えます。
プロパティインポート
施設ごとに作成されたテキストファイルからプロパティをインポートします。
建物→目標物
目標物検索のためのデータを建物データから自動作成します。
IDの振替え
指定したマップタイプに属する全てのオブジェクトの管理番号を振り直します。
頂点の編集
オブジェクトの頂点を追加・移動・削除します。
削除・回転・移動・コピー・カット・貼付
アンドゥ・リドゥ
維持管理業務
維持管理機能
通報情報・調査情報・清掃情報・補修情報・工事情報・図書などの情報も簡単に入力し、地図上で管理できます。
下水道施設と同様に、プロパティウィンドウでの参照・編集や、管理番号による検索、条件検索・集計、個別調書・集計調書・CSV出力などに対応しています。
インポート・エクスポート
ラスタインポート
ラスタ評定後、東西南北のスケーリング・アフィン変換により画像変換してインポートする機能を提供しています。
ベクタインポート
インポート機能では、設定した座標系とインポートするマップの座標系が異なる場合には、座標変換を行います。
- DM
- DXF
- SIMA
- GeoConcept
- CSV(TCLEXGAU)
- Shape
- 数値地図2500
- 標高メッシュ
- TWF/TIF
- JGW/JPG
- JPW/JPG
- BPW/BMP
- BMW/BMP
- GeoTiff
- EXIF
- 弊社下水道管理システムGeoConcept版データ
※ゼンリン住宅地図(ZmapTOWNU)は、弊社での変換作業となります。
エクスポート
- DM
- DXF
- Shape
- SIMA
- CSV交換フォーマット
- X3D
- G-XML(別売オプション製品)
設定・ファイル操作
メインHTML作成
ひな形の指定・座標系の指定・論理スケール・ユーザー権限・ロードするXMLファイル・初期状態・サーバーマップの自動オープン設定など、セットアップウィザードにより、新しいメインファイル(*.htm)を簡単に構築します。
履歴管理
サーバーにアップロードする際に、オブジェクトの変更前の状態が別マップファイルに抜き出されて保存されます。
その他設定・ファイル操作に関する機能
- クラス/レイヤ/プロパティ/シンボル/スタイル設定
- XMLロード/保存
- マップファイルのロード/保存
- マップファイルのダイレクト編集
- サーバーマップの保存(/自動ロード設定)
- サーバーマップのダイレクト編集
- サーバーマップの差分ファイル経由編集
- C/S利用者がデータ修正を他者に委託する等の利用目的に作成された機能です。 スタンドアロンでもサーバーのマップの編集が可能です。
- 検索データの自動作成
- 別マップファイルへの履歴管理 他
その他の機能
オブジェクト解析
セレクションしたオブジェクトの、システムプロパティを参照する機能です。
面積計算・距離計算
オブジェクトの面積や距離・角度等をツールバーに表示する機能です。
マップ解析
指定したマップの、マップタイプ・座標系・オブジェクト数等の情報を表示します。
ポジション登録
マップウィンドウに表示されている状態(スケール・位置)を分類して登録する機能です。
バッファゾーン
既存のオブジェクト群または作図したオブジェクトに幅(ポイントの場合は半径)を与えることによって新たな範囲(バッファゾーン)を生成する機能です。生成したバッファゾーンは、その範囲内に含まれるオブジェクトを集計する場合などに利用されます。
マップ画像エクスポート
地図表示状態からラスタ地図を作成、マップファイルとして格納します。
最短経路検索
マップクラスXMLで提供(最短経路検索.XML)。道路中心レイヤ名を指定(交差点で切断された端点接続ライン)し、最短経路を検索表示します(到達範囲検索・交通条件設定機能については拡張予定です)。
サーバーライセンス
サーバーライセンス
サーバーライセンスにより、閲覧機能(上記機能のうちファイルに書き込む機能やインポートを除く)はクライアントフリーとなります。また、次の機能が利用できます。
- 編集排他制御
- マップファイルからマップHTMLファイルの自動作成
- マップHTMLをイントラネット/インターネット環境で表示
なお、ネットワークサーバーでもWebサーバーでも、特別な設定やインストール操作は不要です。
WebC/Sライセンス
WebC/Sライセンスにより、インターネット/イントラネットでのクライアント/サーバーを実現します。サーバーライセンスがインストールされているマシンでのみ利用可能です。
動作環境
クライアント
OS | Windows10/11 |
CPU | 1GHz以上(推奨) |
メモリ | 4GB以上(推奨) |
ブラウザ | InternetExplorer11/Edge(IEモード) |
通信実効速度 | 8Mbps以上(推奨) |
ディスプレイ | カラーパレット65536色以上 解像度/1024*768(推奨) |
マウス | ホイール付きマウス |
サーバー
Webサーバー | Windows(IIS) UNIX(APACHE) |
ネットワーク サーバー |
Windows |