1. 検索機能
  2. 主題図
  3. プロパティ
  4. ファイリング
  5. 図面出力
  6. 調書出力
  7. 分筆・合筆
  8. 整形地入力機能
  9. 履歴管理
  10. 表示機能
  11. 入力・編集
  12. インポート・エクスポート
  13. 設定・ファイル操作
  14. その他の機能
  15. 動作環境
  16. 価格のご案内

Web土地管理システム ─ GAULA

GAULAはTCLEXGAUにより構築されたクライアント/サーバー対応のWeb土地管理システムです。

この頁に記載されていない、TCLEXGAUの標準機能につきましては、ファイリングシステムの機能一覧(ビデオ映写機能を除く)でご確認ください。

主題図作成・出力機能

主題図

主題図作成機能は、ある特定の条件を与えて条件に合致したオブジェクトを強調したり色分け表示する機能です。
土地管理システムでは、現況地目・国調状況・縮尺区分・精度区分・測量種別・台帳地目・農地区分・筆状態などによる色分図を用意しています。
主題図はTCLEXGAUがサポートするクエリ作成機能により自由に作成・保存することができます。

プロパティ

オブジェクトセレクション

マウス操作により地図上でオブジェクトをセレクションする機能です。単一セレクションと範囲指定による多重セレクションがあります。この機能は、図形編集を行ったり、プロパティウィンドウやセレクションシートでプロパティを参照・更新・集計する場合などに利用されます。

プロパティウィンドウ+一筆確認書

プロパティウィンドウは、セレクションしたオブジェクトのプロパティを参照・編集します。
ガス施設管理システムでは、バルブ・ガバナ・水取器・メータ・測定器・変化点・管類・供給管・保護管・需要家類などを基本施設として分類し、維持管理情報(通報情報・調査情報・清掃情報・補修情報・工事情報・図書情報)についても、同様にサポートしています。
また、HTMLフォームウィンドウ作成機能もサポートされています。

セレクションシート

セレクションされているオブジェクトをリスト表示する機能です。位置検索・全体領域表示・点滅表示・属性表示・Excel出力・ソート・絞込み検索・合計/最大/最・ャ/平均値表示などの操作が行えます。

プロパティバルーン

オブジェクトにマウスを近づける操作で、プロパティを吹き出し形式で参照します。

ファイリング

ファイリング機能

土地やその他任意のオブジェクトには、ワープロ・表計算・画像・音声・ CADなど、あらゆるタイプのデータファイルや、URLをリンクさせることができます。
オブジェクトをクリックする操作でファイルの表示ソフトを自動起動し、閲覧・編集が行えます。

イメージ貼付

オブジェクトにリンクされたイメージファイルは、そのイメージをマップに直接貼り付けることができます。

図面出力

地籍図

地籍図1/250 1/500 1/1000レベルを標準として用意しています。

一筆図面

一筆確認書・E筆界点番号図・図根点一覧図・一筆図を出力します。

路線図

道路や線状施設の傾きに合わせて、図面を回転印刷する機能です。
印刷図郭は、指示した線状施設やライン作成操作により自動生成され、保存/読込も可能です。

任意図

任意図面は、自由な範囲、縮尺で作成される図面のことをいいます。
出力する用紙サイズおよびスケールを選択し、地図上で任意の出力位置を指示することで作成・印刷できます。また、主題図作成機能により作成された図面を出力します。
任意図作成中に回転角を与えることにより、回転印刷が行えます。

レイアウタ

図面や調書の作成をサポートするツールです。これを利用して、複数の地図や画像・その他地図に関連するデジタル情報をひとつの図面内に自由に配置して図面を作成することもできます。
この機能は、計画・設計図面や現場報告書、プレゼンテーションなど、業務の目的に即応した図面を作成・印刷する場合に適しています。
一度作成したレイアウトは保存・呼び出しすることができるので、後に同様の業務が発生した時に再利用することが可能です。

調書出力

調書出力

地籍簿・名寄簿・筆界未定地一覧表・現地確認不能地一覧表・図根点一覧表(単票)・図根点一覧表(複票)・字別集計表・地目別集計表・所有者別集計表をダイナミックに作成・出力します。

分筆・合筆機能

分筆機能

ユーザーが入力した分筆線と、対象筆界を指定して分筆処理を行えます。
分筆線は始終点を筆界の辺上に移動する機能(最大許容離れの指定可)があり、また複数の分筆線を結合することができます。地番重複は自動的にチェックされ、また公簿面積や課税地積などは数値属性として与えることができます。
分筆には本分筆と仮分筆のいずれかを選択でき仮分筆は削除することも、本分筆に変換することも可能です。

合筆機能

2筆以上の複数の筆界を合筆することが可能です。合筆時、新しい筆界の全ての属性を変更でき、新しい筆界には履歴が自動的に記録されます。

想定整形地入力機能

履歴管理

履歴管理

登記・地目変更・所有者移転・分筆,合筆処理などが行われた履歴は、全て保存されます。
履歴は筆界オブジェクトが管理するため、プロパティウィンドウで参照したり、クエリでの検索対象となります。

表示機能

複数ファイル重ね合わせ表示

TCLEXGAUはメモリが許す限り、ファイルを同時に重ねて表示できます。航空写真の上に台帳図を重ね合わせ表示するなど、いろいろな用途に使うことができます。
DM・SIMA・国土地理院1/25000・航空写真・住宅地図等々...異なるフォーマットのファイルを変換して表示する機能を実装しています。

電子国土の利用

インターネットに接続されていれば、案内図等に国土地理院の電子国土の地図が利用できます。

地図記号表現

TCLEXGAUは国産GISらしいきめ細かな図形表現力をもっています。例えば、線の太さやシンボルの大きさ等は、表示(印刷)縮尺に左右されない「スタティック値」と、縮尺に応じて変化する「ダイナミック値」で指定することができます。
「ダイナミック値」で指定すれば、その地図の図式規定に厳密に従った線種で印刷することができます。
また、ポリゴン(閉領域)内部を塗りつぶす時のパターンをベクタシンボルやビットマップで定義することができます。その場合にもスタティックとダイナミックがあります。

ダイナミックな図形表現変更...ボラタイル(揮発)レイヤ

通常、オブジェクトの表示パラメータは、レイヤオブジェクトが持っています。ボラタイルレイヤは、オブジェクトごとに細かく表現設定したい場合に作成し、オブジェクトにアタッチさせるものです。
ボラタイルレイヤには、シンボル・テキスト・飾り線(特殊線)・色塗りなどがあります。
なお、地目・所有者・面積などの注記は、筆界のもつプロパティ値から発生しています。

ロジカルスケール

表示スケールを18段階に分け、スケール毎にロードするマップクラスを指定したり、表示レイヤの設定を行うことができます。
論理スケールも前述の指定も、ユーザーが自由に定義可能です。

ビュータブ

レイヤごとに、表示・非表示の組み合わせ或いは追加表示・追加非表示を登録したものをビュータブといいます。
ビューはユーザーが自由に登録可能です。

レイヤ

TCLEXGAUのレイヤは、名称を構造化できる仕組みになっています。名称を".(ドット)"で区切ることにより分類しながら命名でき、メモリが許す限りのレイヤ数が用意できます。

スクロール・パンニング・全体表示

地図の表示位置を移動させる機能です。マウスホイールボタンでの操作ですので、いかなる状況でも割り込み操作が可能です。キーボードでも同様の操作が行えます。

ズーミング

ズームイン・ズームアウ・g・任意ズーム・ダイレクトズームがあります。
中心位置を指示してのズーミングは、マウスモードで行います。
ダイレクトズームはマウスホイールボタンでの操作ですので、いかなる状況でも割り込み操作が可能です。キーボードでも同様の操作が行えます。

ビューウィンドウ

ビューウィンドウは全体索引図ウィンドウです。相対的な位置を確認したり、メインマップの表示範囲の移動・変更を行うことができます。
また、ビューウィンドウ自身でも、位置の保存と復帰・全体範囲の更新などが行え、マップウィンドウ同様、ズーミング・パンニング・スクロール・センタリングなどの表示操作が行えます。
常に固定された案内図が表示されるのではなく、メインウィンドウの状態により、ダイナミックに更新されますから、マルチウィンドウのようにも利用できます。

図面・調書プレビュー表示

個別調書や集計調書・各種図面などをプリンタやプロッタに出力する前に、画面上で印刷イメージを確認するための機能です。
プレビューウィンドウでも、マップウィンドウ同様、ズーミング・パンニング・スクロール・センタリングなどの表示操作が行えます。

入力・編集

入力機能

入力オブジェクト

  • ポリゴン(ホール・島地)
  • ライン
  • シンボル
  • テキスト
  • オルソ画像

操作性

■座標値キー入力ダイアログ
■作図中に、ズーミング・パンニング・ズーミング等の表示操作や、既存施設のプロパティ参照が随時割込んで行えます。
■頂点入力アンドゥ機能・補助線作図・スナップ(ポイント・ライン・センター・グリッド)などの入力補助機能が用意されています。

編集機能

座標移動(ベクトル標定)

標定点を入力し、オブジェクト(群)の座標の移動を行います。標定が複数の場合には、ヘルマート変換が行われます。

セレクションロック設定

オブジェクトに対するセレクションロックの変更を行います。

レイヤ移動

他GISで作成しインポートされた地形等を、別のレイヤに振り替えます。

プロパティインポート

クラスごとに作成されたテキストファイルからプロパティをインポートします。

頂点の編集

オブジェクトの頂点を追加・移動・削除します。

ポリゴン分割・ポリゴン結合

削除・回転・移動・コピー・カット・貼付

アンドゥ・リドゥ

インポート・エクスポート

ラスタマップインポート機能

ラスタマップ(BMP・Tiff・JPEG・Png)は、矩形範囲の左下と右上を入力、ラスタファイルを選択して、インポートします。
東西南北のスケーリングと、アフィン変換により画像変換してインポートする機能を提供しています。

トリミング

ラスタ地図は、整飾部や余白部を除去して地図領域のみのデータにトリミングします。

インポート

インポート機能では、設定した座標系とインポートするマップの座標系が異なる場合には、座標変換を行います。

  • DM
  • DXF
  • SIMA
  • GeoConcept
  • 弊社地籍管理・VステムGeoConcept版データ
  • CSV(TCLEXGAU)
  • Shape
  • 地籍フォーマット2000
  • 数値地図2500
  • TWF/TIF
  • JGW/JPG
  • JPW/JPG
  • BPW/BMP
  • BMW/BMP

※ゼンリン住宅地図(ZmapTOWNU)は、弊社での変換作業となります。

エクスポート

  • DM
  • DXF
  • Shape
  • SIMA
  • CSV交換フォーマット
  • G-XML(別売オプション製品)

設定・ファイル操作

メインHTML作成

ひな形の指定・座標系の指定・論理スケール・ユーザー権限・ロードするXMLファイル・初期状態・サーバーマップの自動オープン設定など、セットアップウィザードにより、新しいメインファイル(*.htm)を簡単に構築します。

履歴管理

サーバーにアップロードする際に、オブジェクトの変更前の状態が別マップファイルに抜き出されて保存されます。

その他設定・ファイル操作に関する機能

  • クラス/レイヤ/プロパテイ/シンボル/スタイル設定
  • XMLロード/保存
  • マップファイルのロード/保存
  • マップファイルのダイレクト編集
  • サーバーマップの保存(/自動ロード設定)
  • サーバーマップのダイレクト編集
  • サーバーマップの差分ファイル経由編集
    • C/S利用者がデータ修正を他者に委託する等の利用目的に作成された機能です。 スタンドアロンでもサーバーのマップの編集が可能です・B
  • 検索データの自動作成
  • 別マップファイルへの履歴管理 他

その他の機能

オブジェクト解析

セレクションしたオブジェクトの、システムプロパティを参照する機能です。

面積計算・距離計算

オブジェクトの面積や距離・角度等をツールバーに表示する機能です。

マップ解析

指定したマップの、マップタイプ・座標系・オブジェクト数等の情報を表示します。

ポジション登録

マップウィンドウに表示されている状態(スケール・位置)を分類して登録する機能です。

バッファゾーン

既存のオブジェクト群または作図したオブジェクトに幅(ポイントの場合は半径)を与えることによって新たな範囲(バッファゾーン)を生成する機能です。生成したバッファゾーンは、その範囲内に含まれるオブジェクトを集計する場合などに利用されます。

マップ画像エクスポート

地図表示状態からラスタ地図を作成、マップファイルとして格納します。

最短経路検索

マップクラスXMLで提供(最短経路検索.XML)。道路中心レイヤ名を指定(交差点で切断された端点接続ライン)し、最短経路を検索表示します(到達範囲検索・交通条件設定機能については拡張予定です)。

動作環境

クライアント

OS Windows10/11
CPU 1GHz以上(推奨)
メモリ 4GB以上(推奨)
ブラウザ InternetExplorer11/Edge(IEモード)
通信実効速度 8Mbps以上(推奨)
ディスプレイ カラーパレット65536色以上
解像度/1024*768(推奨)
マウス ホイール付きマウス

サーバー

Webサーバー Windows(IIS)
UNIX(APACHE)
ネットワーク
サーバー
Windows

デモサイト及び価格のご案内

価格

オープン価格につき、こちらまでお問い合せください。

デモサイト

土地管理システムのデモサイトはございませんが、下水道管理システムのデモサイトをご用意していますので、操作性等をご確認いただけるかと思います。ご覧になりたい方は、こちらまでお問い合せください。