lindex

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コマンド名

lindex - リストから要素を取り出します。

構文

lindex list ?index ... ?

解説

lindexコマンドは引数list  を受け取ってTclリストとして扱います。同時にリストの0個以上のindexを受け取ります。それらのインデックスはコマンドラインで連続して現れるか、Tclリストに集められて1つの引数として現れます。 

インデックスが与えない場合、このコマンドは以下の形式になります。

lindex list

あるいは

lindex list {}

この場合には、lindexの戻り値は単にlist 引数の値です。

単一のインデックスを表示されたとき、lindexコマンドはlist をTclリストとして扱い、そのindex番目の要素( 0がリストの最初の要素を参照)を返します。要素を取り出すとき、lindexは中括弧と引用符とバックスラッシュに関してはTclコマンドインタープリタと同じルールに従います。但し、変数置き換えやコマンド置き換えは発生しません。 indexが負であったりlistの要素数以上であったりする場合、空文字列が返されます。 index endがある場合、リストの最後の要素を参照します。end-integer はリストの最後の要素から指定された整数オフセットを引いた位置の要素を指します。

余分のindex 引数が与えされた場合、各引数は順に前のインデックスによる操作結果 から要素を選択できます。これはスクリプトがサブリストの要素を取り出すことを可能にします。 コマンド

lindex $a 1 2 3

または

lindex $a {1 2 3}

は下記のコマンドと同義です。

lindex [lindex [lindex $a 1] 2] 3

lindex {a b c}  => a b c
lindex {a b c} {} => a b c
lindex {a b c} 0 => a
lindex {a b c} 2 => c
lindex {a b c} end => c
lindex {a b c} end-1 => b
lindex {{a b c} {d e f} {g h i}} 2 1 => h
lindex {{a b c} {d e f} {g h i}} {2 1} => h
lindex {{{a b} {c d}} {{e f} {g h}}} 1 1 0 => g
lindex {{{a b} {c d}} {{e f} {g h}}} {1 1 0} => g

参照

list, lappend, linsert, llength, lsearch, lset, lsort, lrange, lreplace

キーワード

element, index, list


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