source - ファイルあるいはリソースをTclのスクリプトとして実行します。
source fileName
source -rsrc resourceName ?fileName?
source -rsrcid resourceId ?fileName?
本コマンドは指定されたファイルあるいはリソースの内容を受け取り、それをTclのインタプリタにテキストスクリプトとして渡します。
sourceコマンドの返り値はスクリプトで最後に実行されたコマンドの返り値です。
スクリプトの内容の評価中にエラーが発生すると sourceコマンドはエラーを返します。
スクリプトの中でreturnコマンドが呼び出されると、
ファイルの残りの部分はスキップされ、sourceコマンドはreturnコマンドからの結果
と共に正常に制御を戻します。
ファイルの終端文字は全てのプラットフォームに対して'\32' ( ^Z )
です。sourceコマンドはファイルをこの文字まで読み込みます。
この制限は readまたは gets
コマンドに存在しません。これで、コードとデータセグメント (スクリプトされたドキュメント)
を含むファイルを許可します。文字列の比較にコード”^Z”を必要とする場合、
”\032”または”\u001a”を使うことができます。Tclインタープリタによって安全に”^Z”に置き換えられます。
このコマンドの-rsrc と-rsrcid 形式はMacintoshコンピュータでのみ利用できます。このコマンドのこれらのバージョンはTEXTリソースからスクリプトを読み込むために使います。
どのTEXTリソースを読み込むか、名前とIDのどちらかで指定できます。デフォルトではTclはすべてのオープンされたリソースファイルを検索します。
それは現在のアプリケーションとロードされたCの拡張を含みます。その他、TEXTリソースを探す場所であるfileName
を指定することができます。
file, cd
file, script
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